【新唐人日本2011年11月6日付ニュース】中国南部にある湖南省第一師範学院で1日、学生の大規模デモが発生。大学の寄宿舎の電気や水の使用を制限されたことに、およそ千人の学生が大学前でデモ抗議を行いました。抗議は深夜1時まで続きました。
11月1日夜7時頃、抗議の学生の波は男子宿舎から女子宿舎のほうまで蔓延し、横断幕を掲げて、お湯の供給と電気の回復を求めました。
情報によると、警察当局が学生リーダー数人を連行。学生らはパトカーと大学の車を校外に追い払ったそうです。
記者:
“デモの原因は何ですか?”
湖南第一師範学院学生課:
“このことは我々は答えられません。すみません”
我々は大学の各部署に電話取材を試みましたが、すべて拒否されました。情報によると、その後大学側は電気の使用制限令を解除したそうです。
抗議の発端は、管理会社が学生の宿舎に貼りだした電気の使用制限令。各部屋で600ワット以上使用すると、自動的に停電するそうです。
大学の教師によると、制限令で学生の日常生活が深刻な影響をうけ、さらには、お湯の供給も止まったそうです。
湖南第一師範学院 匿名教師:
“長沙の冬はお湯が必要です”
長く厳しい長沙の冬に、お湯は欠かせないそうです。学生らは止むをえず、抗議を行ったそうです。
一方、長沙市では当局の都市改造計画の影響で、電気や水道が制限されることはしばしばあるそうです。
湖南第一師範学院 匿名教師:
“我々教師の寮でもよく停電停水します”
抗議は深夜1時まで続きましたが、香港のアップルディリーによると、この学生による抗議事件はどこも報道していないそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
抗议限电湖南师院上千大学生游行
(中国語)